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かあいがもん「お父さんの日記」

男の子二人の父親が日々の悶々を綴ってます。

存在感

以前ドラマ撮影の現場でADさんに

「次の現場にロケバスで移動しますので、もう少し控え室でお待ち下さい」

と、言われて待てど暮らせど誰も呼びに来ないので外に出てみると、現場は撤収されロケバスがいなかった事があった。

次のシーンは自分の大切なシーンだからまさか置いて行かれる事は無いだろうと思っていたのだが見事に放置、移動先の現場でもまさか置いてきたとはしばらく思わなかったみたいで、わたくしが消えたとか、何処かに行ったとかでてんやわんやになっていたらしい。

で、迎えに来てもらって次の現場に行ったらADさんがプロデューサーさんにとんでもなく怒られていた。

あれは災難だったよなぁ。

ADさんが

わたくしは名前の割に昔からクラスにいたかいないかわからないぐらいの存在感だったし、呼んでる人の後ろにいるのに「あれ、アイツはどこ行った?」と言われる事が多々ある自分としては、存在を忘れるのも無理は無いだろうと同情してしまう。

あ、昔、妻からも「空気みたいな存在」って言われたな。これはいい意味かな。

今は二酸化炭素になっちまったのかな。なんて冗談はいいとして、まぁ、ヒットマンとしてならまだしも役者としては良いんだかどうなんだか。

そういえば、違うプロデューサーさんから「お前はいるんだかいないんだがわからないその毒にも薬にもならない存在感がとても良い」と褒めてるんだか心を潰そうとしているんだか解らない事を言われた事もあったなぁ。

そういえば知り合いと待ち合わせの時「普段は芸能人のオーラとか全く出さないんですね」と、元々持ち合わせていない物を、さも自分の力で消しているかのように言われる事もしばしばあるなぁ。

昔、アイドルだった時は何かが取り憑いてたみたいにキラキラしてたらしいけど。

あれは何だったんだろう。

先日リビングでわたくしがパソコンで仕事していたら次男が学校から帰ってきて

「あれ、パパは?」

と言った。

わたくしはドキッとして

「おい、お前の目の前にいるだろぅが」

と、少し半ギレで言うと次男はビックリして

「あ、パパじゃなくてお兄ちゃんかと思った」

と、危うく息子にも存在を感じさせられなくなったのかと思うようなドキッっとする事があった。

自分的にはいつでもオーラだして、いや、オーラが出てるつもりなんですけどねぇ。

まぁ、家でオーラ出そうとしてる父さんも考えモノだけど。

三十年近く役者のお仕事を続けさせてもらえるんですからもう少し色々前向きに捉えていきましょ。

どーでもいい話でしたわ。