かあいがもん「お父さんの日記」

男の子二人の父親が日々の悶々を綴ってます。

一人暮らし

最近、中学二年生の次男が

「パパ、僕、一人暮らししたい」

と、言い出した。

わたくしの心情としては、やはりそう来たか、、、と、言ったところ。

自分も思い返せば中学二年生の終わり頃から一人暮らしだった。

正確には一人暮らしをしたではなく、一人暮らしになった、ではあるのだけど。

かいつまんで話すと、その時、八つ離れた兄は大学に近くに一人暮らししており、父親は八十歳過ぎて病院暮らしだったため家に帰って来る事が無く、母親もその頃事業を始めて仕事で忙しそうだったので「僕、一人で全部やるから帰ら無くても大丈夫だよ」と母親に言ったら、もともと家族で住んでいた7DKの一軒家での一人暮らしが始まった、という感じ。これ、とんでもない事になるんですけど、、、それは長くなるので置いておきましょう。

で、普通で言う実家を出ての一人暮らしでは無く、実家で一人での生活の、一人暮らし。

そんな事実を知っているのか知らないのか、同じ様なタイミングで次男が一人暮らしをしたいと言いだした。

どんなつもりか理由を聞きましたら

「貧しさを味わってみたい」

もう、この理由を聞いた時わたくし鳥肌が立ちましたわ。ただでさえ物欲が少ない子なのに貧しさだと?この子は何なんだ、もしかしてブッダか何かの生まれ変わりか?これから出家して修行して悟りでも開いて神様にでもなるつもりか?今、ゲームばかりやって勉強を毛嫌いする姿は仮の姿で父親に何かを大切な事を教えようとしてるのか?ヤバい、ヤヴぁぃ次男の背中から後光が差して見える気がする。鳶が鷹を生んでしまったか?と、親バカ全開で取り乱しましたが、一旦落ち着き

「それは素晴らしい事だ。父さんもそれぐらいから一人暮らしをして沢山大変な思いをしながら学んでいった事も多い。世間的にはまだ早過ぎると言われるだろうかもしれないが、成人しても親のスネをかじってかじりまくるニートが多いと言われてる昨今、これまでの世間の常識に疑問を感じざるを得ない。父さんは高校ぐらいからなら早過ぎるとは思わない。アイドルだって中学から親元を離れて生活して活躍してる子もいる時代だ。そうだ、親から離れて親のありがたみが本当にわかる、足りない事から学ぶ事はとても多い。これだけモノが溢れて飽食なのに病んでしまったり、自ら命を絶ってしまう人が多くいるのは何故なのか?そんな父さんの疑問すら払拭してくれるかもしれない君の考えに賛同する」

と言う感じでわたくしの気持ちを次男に伝えた。そして

「まず、洗濯とご飯をおぼえようかね、お金の事はバイト始めてからと言いたいがまだ中学生だから高校になってにして、自分の事を自分で出来るようになったらバイトして払えるぐらいの小さなお部屋でも借りてみるかね」

と提案した。

「飯は、、、難しいけど、とりあえず洗濯頑張るっ」

と、次男は嬉しそうに言っていた。

長男より先に次男が一人暮らししたらどうしよう、、、それはそれで面白いけど。