かあいがもん「お父さんの日記」

早いもので長男は29歳、次男は21歳になりました。

ツンデレ

 

今日も次男に朝起こしてもらった。

最近暑くて寝付けない、仕事帰りが遅いなど理由はあるにせよ親としては基本的に子供よりは早く起きるべきだと思っているのだが、ここ数日次男に起こしてもらっている。

わたくしが爆発したような頭でいそいそと起きてリビングに行くと、次男は学校に持って行く物の準備を終え、野菜ジュースを飲み、歯を磨いて、髪を整え着替え終わって「宿題終わってるよ」と、携帯をいじりながら言い、まったく手のかかる父親だわ、という目でチラリと見てくる。

まあ、「宿題は終わったか?」「学校のお便りは出したか?」と小煩く言っている親が息子より遅く起きてくるんだから当然のリアクションではあるんだけど。

で、お見送り。

「いってきまーす」と言いながら、ゆっくりと閉まる玄関ドアの向こうからわたくしをチラリと見ながら手を振って、閉まりかけたドアの隙間からニョキッと手を出してきて、手だけでバイバイしてドアが閉まる。

次男はこの「お見送り」だけは大切に思っているみたいで、これだけ毎朝やってくれればあとはいいよ、と思っているようにも思える。

で、一分後「忘れたー!」と走って帰って来て、ニコッと笑いながら出し忘れた学校のお便りをわたくしに渡して飛び出して行った。

今日の朝はツンデレみたいな感じで可愛かった。

しかし次男は、わたくしよりもはるかに低血圧なのに何故毎朝早起き出来るんだろう。